SONYのNW-WS623をジムとランニング用に購入しましたが、以前の記事でも紹介したとおり、もしかして普段使いでもいけるんじゃないか?と思ったので検証してみることにしました。
今回は購入してから3週間くらいですかね。
ジム・ランニング・プール以外で、電車や作業やその他諸々の移動などで使用してみたのでレビューしていきます。
ちなみに、ジム・ランニング・プールに関してのレビューは別記事にしてあるので、以下を参照してみてください。
目次
普段使いイヤホンとしてNW-WS623に求めたいもの
ていうかイヤホンとヘッドホンの違いって何ですかね?
公式では『ヘッドホン一体型ウォークマン』なんですが、個人的にはワイヤレスイヤホンの類なんですよね…笑
それはともかく、このNW-WS623を普段使いにするにあたって、こんな機能をチェックしてみよう!ということで以下に列挙してみました。
・音質
・外音取込機能
・ウォークマン機能
・ノイズキャンセリング機能
さあ、これらをチェックしてみます!
音漏れはしない
ここはさすがカナル型です。
使用場所は静かなる電車内。
駅のホームで待機中の電車内ってめちゃくちゃ静かなんですよね。
(※田舎の話です)
お腹の音でも鳴ろうものなら誰が発したかすぐに分かってしまうレベルの静けさ。
音漏れするイヤホンをしている学生が既にいるわけです。
ここで試してみるのちょっときついなーと思いつつ再生。
まずは耳に装着せずに再生してみましたが、まったく音は聞こえず。
耳の近くまで持ってきても全然聞こえなかったので、あれ?これ再生してんの?って感じでした。
でも装着するとしっかりした音量で聞こえます。
やっぱりこのあたりカナル型は優秀ですね!
音漏れに関してはまったく問題ありませんでした。
外音取込機能が思っていた以上に優秀
NW-WS623には外音取込機能があります。
これにより、音楽を聴きながらでも周囲の音を聞くことができるのです。
ランニング中に必要なのは分かるけど、正直これ電車乗ってる時とか効果あるの?と思いつつオンにしておきました。
そしたら…電車のアナウンスが聞こえる!
なんか電車のスピーカーでアナウンスと音楽一緒に流してくれてるんじゃないかと思うような不思議な聞こえ方をしますね。
ガタンゴトン、っていうあのうるさい音も緩和されるし、思った以上にこの機能は優秀かもしれません。
たださすがに電車だと周囲の人の会話は聞こえません。
環境音に加えて乗客が声を潜めてるからだと思います。
結局のところ周囲の音はマイクで拾っているわけですからね。
意外とウォークマン機能が便利
これは僕の場合ですけど、内蔵ウォークマンが意外と便利でした。
Bluetoothでスマホと連携して音楽を聴く予定だったんですよ。
でも座席に座ってからポケットのスマホ出すのって隣の人に手がぶつかりそうになって嫌じゃないですか。
そんな時に適当でいいから何か聴きたいわと思ったら、ボタン1つで即再生できるので手軽で便利でした。
これに慣れちゃったらわざわざスマホを操作することすらめんどくさくなってしまいましたね。
やっぱり時代はスマートなんちゃらなのか。
プレイリストごとに再生なので、電車内・ランニング中・作業中とか分けておけば、耳元のボタンで簡単に切り替えて再生できます。
スマホいじらずともヘッドホン1つで完結するって冷静に考えたらすごく楽だよなあと思ったのでした。
実は音質めちゃくちゃ良かった
前回の記事で音質微妙とか言ったような気もするんですけど、外音取込機能使って水泳用イヤーピース使ってさえも音質が信じられなくらい良かったんですよ。
(前回のレビュー時ってそういえば運動中だったもんな…)
顕著だったのは電車内で使った時ですね。
今まで使っていたイヤフォンに比べて音がクリアというか、環境音があってもすごく聴きやすく感じました。
低音も変に強調されず自然に出てるし。
音質云々を評価する基準が僕にはあまりないんですが、今まで使った中では一番音楽が楽しいと思える音質でした。
まともなヘッドフォン使っていなかったからかもしれないんですけどね。
電車の中でさえ音楽の世界への没入感を得られることに感動しました。
もしかしたらノイズキャンセリング機能が優秀なのかも?
というわけで、ノイズキャンセリング機能について。
ノイズキャンセリング機能はどう?
調べてみました。
が…どうやらノイズキャンセリング機能はついていないらしいです!笑
ついてないんかい!って感じです笑
カナル型だからなんですかね?
外音取込機能使用時なんですが、電車の走行音とか雑音が一定以下の音量に抑えられてる感があって、あくまでも音楽が主役って感じの聞こえ方するんですよね。
むしろ環境音が多少混じることによりライブ感があるような気さえしてくるという。
だからノイズキャンセリング機能で雑音とか抑えてるんだろうな~と勝手に妄想していたんですが、どうやらついていないようですよ。
僕の感動はなんだったんだ。
でもとりあえずちゃんと聴けます。
実は作業用にも最適
NW-WS623に限ったことではないのですが、ワイヤレスなのでコードによる鬱陶しさがない。
周囲の音が必要な時は外音取込機能をオンにすればいいですし、オフにすれば周りの音をほとんど遮断できるので集中しやすいです。
重要なのはこの使い分けが可能かどうかという点で、ボタン一つで切り替え可能なので本当に使いやすい。
集中したいシーンで使うことはもちろん、人から話しかけられるシーンで使っていてもそれほど問題にならないというのは大きいです。
Bluetooth機能を使ってスマホに繋げば、YouTubeで作業用BGMを流すことも可能ですね。
そんなまどろっこしい操作なんてなしに装着したらすぐ作業に入りたいのであれば、内蔵ウォークマンでボタン一つですからね。
タイムラグなしでやる気を削ぐことなく作業に入れます。
Bluetoothイヤホン特有の致命的な欠点
良いところばかり書いてきましたが、NW-WS623を普段使いにしていて致命的な欠点があることに気づいてしまいました。
タイムラグなしで作業に入れると言いましたね。
ええ、音楽を聴く分にはよかったんですよ。
それは電車内でソシャゲを始めた時でした。
なんか効果音がズレているような…?
そうなんです…Bluetooth特有の音声遅延がこいつにもあったのです。
ちなみに使っているスマホはiPhone。
AACコーデック対応していれば、遅延はないと言われますが、NW-WS623は当然対応しているんですよね。
Bluetoothはどんなイヤホン使っても往々にして多少の遅延があるものですが、ここまで感動して使っていて「結局遅延はあるんだあ…」と落胆してしまった部分なのでした。
※追記
パソコンと繋いだ時は音声の遅延はありませんでした。
僕の使っているiPhoneと相性が良くなかったみたいです…。
それでも音楽を聴く分には全く問題ないので、どんな場面で利用するかにもよりますね。
ジムのランニング+プールで使う分には、僕の中では唯一無二の商品なので後悔はありません。
むしろ元々ランニングとプールでしか使わない予定だったので、作業や移動で音楽を聴く時にも使えそうだと分かっただけでも嬉しいです。
ゲームや動画で使おうと考えている人は、ちょっと気をつけた方がいいかもしれません。
ニートのあとがき
手軽に音ゲーの難易度を上げられるよ