【映画感想】ラ・ラ・ランドは誰にでもおすすめできる最高の映画だった!

先日『ラ・ラ・ランド』の試写会に当選するという幸運に恵まれたので、早速観てきてしまいました!

ダンスシーンばかりが宣伝に使われているのでミュージカル要素を売りにした映画かな?
と、思いきや…。

僕が観るにミュージカル要素は、とある人物の心情を完璧な演出によって掘り下げるための伏線に見えました。
これは脚本も演出も最強ですよ…。

まだ公開前ということもあるので、前半はネタバレなしの感想。
後半はちょっとくらいのネタバレなら許容できるよという方のためにキーワードの紹介をしていきましょう。

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映画『ラ・ラ・ランド』とは?


※この記事で使用されている画像は、予告映像から引用したものです。

海外での評判

もうめちゃくちゃ話題になっていますよね。

第74回ゴールデングローブ賞史上最多の7部門受賞…!

中でも注目したいのは「監督賞」と「脚本賞」を受賞していることですね。
わかっていらっしゃる!笑

他にも英国アカデミー賞で5部門受賞。
アメリカの方のアカデミー賞はまだ決まっていませんが、受賞は確実でしょう。

監督やキャスト

監督:デミアン・チャゼル
主演俳優:ライアン・ゴズリング
主演女優:エマ・ストーン

映画『セッション』の監督ですが、恐らく彼の名前を知っている人も『セッション』以外は知らないのでは?
それもそのはず、デミアン・チャゼル監督の映画は、日本では『セッション』しか公開されていないのですから。

とは言うものの、この監督、なんと『ラ・ラ・ランド』が3作目のまだ若手なんです!
(1作目は大学在学中の作品なので、これを含めるかどうかは微妙なところですが)

年齢は32歳でまだまだ若手。
アカデミー賞3部門受賞の『セッション』当時はまだ30歳ですよ?

とんでもない才能です。

主演のライアン・ゴズリングは、僕の中では『ブルーバレンタイン』の人ですが、評判を見ると「きみに読む物語」が有名らしいですね。
作曲家や歌手として活動していることもあり、本作でもピアノの腕前はとんでもない説得力を持っていました。
かっこよすぎです。

なんか私生活ではモロッコ料理のレストランを経営しているらしいですよ笑

主演女優はエマ・ストーンでしたね。
名前は有名だと思うのですが、僕はなかなか縁がなく今回が初エマ・ストーンでした!

友人曰く「あのだみ声が好き」らしいので、見るときには注意してみると面白いかも知れません笑

あらすじ

女優を目指すミアだったが、受けるオーディションでは、最後まで見てもらえないなど理不尽な理由で連敗が続いていた。
ある日、友人に誘われて参加したパーティを独り抜け出したミアは、訪れたレストランにいたピアニストのセブに興味を持つ。
セブはジャズピアニストを目指していたのだが、店では弾きたい曲を弾かせてもらえなかった。
周囲を伺いながら自分の好きなジャズを弾き始めると、彼の演奏は次第に熱くなっていく。
弾き終えた彼に待っていたのは、クビの宣告だった。
その様子に共感を覚えたミアが声をかけるのだが、セブは無視して肩をぶつけてすれ違うような態度をとる。
それは、クリスマスのことだった。
後日、二人は別のパーティで再び出会ってしまうのだった…。

予告映像で何度も見た場面ですよね!

女優を目指すミア、ピアニストになりたいセブ……でもその夢は叶わない。
そんな描写が予告映像では端的に表されていました。

映画『ラ・ラ・ランド』の感想・レビュー

最高に楽しい夢のようなミュージカル!

痛切なあらすじとは対照的に、ミュージカル映画と評されるこの映画には、とても楽しい雰囲気があります。
上記で紹介した予告映像は、謂わば脚本の予告。

一方、こちらの映像を見てください。

すごく楽しそうでしょう?笑

これはミュージカルとしての演出の予告だと思って頂けると分かりやすいのではないでしょうか。

映像に見られるように、この人たちいきなり歌い出すしいきなり踊り出す。
しかもその踊り方が普通のミュージカル映画の比ではない!

ハイウェイの渋滞中に歌い始めたと思ったら、
こいつら車飛び出していきなり車の上で踊り始めちゃったよ!!

ハイウェイですよ、ハイウェイ!

僕が最高に気に入ったダンスシーンは、これですね。

予告にもありますが、高所からプールにきりもみ回転で飛び込むシーン!
「うおおおお」って叫びたくなってしまいました笑

リアル?ファンタジー?

一方で、ダンス中に空を飛んだり、現実では到底起こり得ないことが起こります。

結局なになに?
ミュージカルの演出なの?
リアルなの?ファンタジーなの?

と、なるところなのですが、これがどんな意味を持っているのかは、最後まで観ると種明かしされるんですね。

ミュージカル映画に挿入される歌やダンスのシーンには意味があります。

登場人物の心情を表現したり、シーンの雰囲気を表現したり。
普通の映画であれば、映像とかセリフ一つで「あ、彼女は悲しんでいるんだ」と観客に分からせるところですが、
ミュージカルでは誰にでも分かるように歌やダンスで「彼女は悲しんでいるよ!」と主張してくるわけですね。

これは過剰演出ではなく、ミュージカルとか歌劇の様式であり演出です。

普通の映画を見慣れた人の中には、このような様式を「過剰演出」と捉えてあまり好きになれないという人もいるみたいですね。

ですが、そういう人でも『ラ・ラ・ランド』なら楽しめるかも?という理由があります。

非現実的なダンスシーンは、脚本上あまりにも重要すぎる意味を持っています。
この映画最大のネタバレになるので書けませんが、最後の章で明かされるその意味を知る瞬間は鳥肌ものです…とだけ言っておきましょう。

ああ、このための演出だったんだ…」ってすぐに納得できるはずですよ。

そしてそれが、ゴールデングローブ賞『脚本賞』の所以だと個人的に思います。

天秤にかけられる夢と恋愛

何度も予告映像を見ていた僕にとって、納得のいかないことがただ一つありました…。

どうして予告映像でキスシーン公開しちゃうの?

恋愛映画において2人が結ばれるかどうかって大事なことじゃないですか。
予告映像でキスシーンなんて観ちゃったら「あーどうせ結ばれるんだろー」と思ってしまいます。

しかも何がひどいって、『ラ・ラ・ランド』の予告ってどの映像観てもキスシーンがあるんですよ!

もうこれが本当に不思議でならなかったんです。
予告映像からは「夢と愛の物語」だなって容易に分かります。

で、実際に見てみて僕はようやく納得がいったんですね。

まさに「夢」か「恋愛」かみたいなテーマを持った作品として視てもらいたいんだな、と。

だから予告映像では、

夢を追いかけているけれど挫折してしまう二人
その二人のキスシーン

この二つを堂々と公開しちゃっているわけですよ。
映画の根幹を担う最大のテーマですね。

夢か…恋愛か…彼らは両方を叶えて幸せになることができるのか…。

そういう映画なんですね。

映画『ラ・ラ・ランド』はこんな人におすすめ!

もう全員必見です!!!
受賞歴という歴史的価値もさることながら、当然それに見合うだけの内容が伴っている!

今、これを勧めないなら勧められる映画なんてありません!

それくらい面白い。
2時間を超える長さですが、長さが気にならないくらいです。

楽しい気分で観ていられるし、感動することもできるし。

あと、音楽も僕は最高だと思いました!

作業用にサウンドトラックずっとリピートしてます。


気になっているなら観て間違いはありません。
後悔することはないと思いますよ。

僕も試写会で観ましたが、本上映が始まったらもう一度観に行こうと思います!

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